余市エコカレッジ 体験プログラム
2009年エコビレッジライフ体験塾を長沼で開講してから、
–持続可能な食
–持続可能な住まいとエネルギー
–持続可能な経済
–持続可能なコミュニティ
を目指した取り組みをずっと続けている「北海道エコビレッジ推進プロジェクト」
代表の坂本純科さんは、北海道大学農学部を卒業し、札幌市役所環境局に勤めた後、3年間ヨーロッパで様々なエコビレッジを訪問してきた、日本でも数少ない本格的なエコ・ビレッジャーである。
2012年からは余市にエコビレッジの拠点を移し、2014年からはエコカレッジを始めた。
2015年はエコビレッジを運営するために必要な学び、パーマカルチャーから屠畜まで、地域デザインなどのワークショップも含めた年間プログラムを組んだ。
訪れたこの日は、3.11をきっかけに会社勤めを辞め、北海道で養蜂を学び、移動養蜂をしながら、福島に養蜂家として戻られる方からはちみつ採取を学んだ。目の前でとろけるようなワックス入りのはちみつをなめる。なかなかできない美味しい体験だ。作業をしながら蜂の世界について話が盛り上がった。女王蜂率いる蜂の世界はほとんどがメスで、オスは上げ膳据え膳で扱われた後、生殖が終わると巣を追い出されてしまう。「働かざる者食うべからず!」と誰かが言って爆笑した。働き者のメス蜂は、わずか1gのはちみつを採取するために方々を飛び交い、命尽きていく。1g=1匹の重み.. 大切にいただこう!と思った。
その後ワインづくりをされている方からワインブドウの栽培管理を学んだ。昨晩のバーべキューで北海道の豊かで美味しい山海の品々、愛情たっぷりに育てられた野菜と果物を持ってきてくれた方だった。学生から壮年までの幅広い年齢層の方々がフラットに和気あいあいと一緒に楽しむ雰囲気は、すでにコミュニティが出来あがっていることを感じさせてくれた。
今年は90分~3泊4日までの体験プログラムもある。昨年は研修所を、シェアハウスは今年4月24日に落成し、快適に泊まり学べる空間も整った。
福島キッズ、学生キャンプ、国際交流も盛んな余市エコビレッジでは人との出会いがたくさんある。
余市・仁木スイーツコンテストの企画・開催など地域活性化を具体的なプロジェクトとして達成していく、見事な手腕を発揮する坂本さんから「コミュニティづくり」について学べることは多い。
今後はさらに、4坪程度の自立型エコキャビンを4~10棟建築予定だ。自然に囲まれた豊かな暮らし、滞在しながらエコビレッジライフを学び満喫するには絶好の機会になるだろう。
その余市エコカレッジで農業スタッフを募集中だ。
2016年4月中旬~2019年3月で6ヶ月から
詳細はこちら
☆体験をご希望の方は下記にご連絡ください☆
北海道エコビレッジ推進プロジェクト 余市エコカレッジ事務局
〒046-0002 北海道余市郡余市町登町1863 ※JR余市駅からバスで10分(赤井川線でモンガク下車) TEL/FAX: 0135-22-6666